*私立医学部一般入試で面接、小論文がない大学、適性検査がある大学
　私立大学医学部の一般入試では、面接、小論文があるのが一般的です。しかし、いくつかの大学では面接や小論文が課されなかったり、適性検査があったりします。そのような大学を以下にまとめました。

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□私大医学部一般入試の適性検査がある大学
岩手医科、北里、聖マリアンナ医科、東海、東京医科、東京女子医科、日本

　以上からわかるように、東海大学は、面接も小論文もなく適性検査は課すという、かなり特殊な大学です。ちなみに、埼玉医科大学は他の私立医学部と同様に小論文を課しますが、その小論文が「現代文型」となっているので要注意です。詳しくは過去問を見ていただきたいのですが、国語が得意な人は有利な大学といえるでしょう。


*適正検査(適正試験)とは？
　医学部入試の適正検査とは、簡単に言えば「性格診断」のようなものです。それをもとに医師になるための適正があるか否かを判断します。適性検査は大きく分けると以下の４つに分類されます。

１、クレペリン検査
２、ＹＧ性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)
３、バウムテスト
４、その他


１、
　クレペリン検査は岩手医科大学で行われています。1桁の数字を1行ごとに足し算ていくものです。
下記サイトも参考にしてください。

□クレペリン検査ではなにがみられるのか？
□クレペリン検査とテスト対策の練習　←見本なども載っています。


２、
　ＹＧ性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)は北里大学、聖マリアンナ医科大学、東京医科大学で行われています。与えられた質問に対して、「はい」「いいえ」の2択で答えていくものです。
下記サイトも参考にしてください。

□ＹＧ性格検査オンライン(簡易版)
□ＹＧ性格検査のススメ


３、
　バウムテストは東京医科大学(ＹＧと併用)で行われています。突然、真っ白な紙を渡され、主に木の絵を書かせます。それによって性格を診断します。
下記サイトも参考にしてください。

□バウムテストオンライン診断
□バウムテストからわかること
□バウムテストからわかること２


４、
　上記以外のものは大学によって異なります。
下記サイトを参照してください。

□日本大学の適正試験、小論文、面接(メルリックス学院のブログ)
□適性検査とはどんなことをするのか？２(同上)


以上のように適性検査(適正試験)を分類してきましたが、普通に解いてなにも問題はありません。ただ、東海大学は配点50点あるので、過去問等で練習や対策をしておくといいでしょう。




(参考：適性検査とはどんなことをするのか？)